熱戦を制した昨日の勢いのまま連勝なるか 先発は山﨑福也投手!!
ファイターズの先発は中10日で山﨑福也投手。6月7日から勝ち星が遠ざかっている。前回前々回と2戦続けて6回を自責点1以内に収めるも、味方の援護に恵まれなかった。現在防御率は1.61と安定したピッチングを続けているが、チームを5連勝へ導けるか。
対するマリーンズの先発は石川柊太投手。自身2連勝中で持ち味のテンポのいい投球を取り戻している。昨日の借りを返して、このカード1勝1敗へ持ち込みたい。
スターティングメンバーは3番に万波選手が復帰。現在ヒットが止まっているが、相性のいい石川投手相手に復調を期待。二遊間は直近5試合連続で水野選手、石井選手が入った。石井選手はバットで存在感を示したい。
ド派手な先制パンチ!いきなり4点先制!
ファイターズは先頭の五十幡選手が3-1からの5球目のストレートを見逃さず、2塁打。続く、水谷選手、万波選手も四球で無死満塁。4番レイエス選手は真ん中よりに来たストレートをライトスタンドへ運ぶ先制の満塁ホームラン。
いきなり4点をもらったファイターズ先発の山崎福也投手。大量援護の後の気を付けたい1回裏だったが、ボールを低めに集めて、持ち前のテンポのいいピッチングで3人で切って取る。
止まらない猛攻!小技ありホームランありで大量リード!
2回表、先頭の石井選手が2塁打でまたも無死から出塁すると、田宮選手のセーフティ気味の送りバント、五十幡選手のスクイズ(内野安打)で1点を追加。5点目をしっかり取りきった。
4回表も先頭の石井選手がヒットで出塁すると続く田宮選手は1-1からの真ん中高めのストレートをライトスタンドへ運び2ランホームラン。さらに2点を追加する。
5回表も先頭のレイエス選手が四球を選び、郡司選手、水野選手、清宮選手の連続ヒットで1点を追加。
6回表も先頭の五十幡選手が左中間へ3塁打。水谷選手の犠牲フライで1点。ここまでヒットのない万波選手だったが、18打席ぶりのヒットをレフト線へ放つ。次の打者レイエス選手に代わり、代打マルティネス選手がタイムリーヒットで1点追加。さらに郡司選手への代打野村選手もヒットでつなぐ。水野選手は二ゴロに倒れるが、清宮選手は2打席連続のタイムリーでこの回3点。
ファイターズ打線の容赦ない攻撃。代打で出た選手もスタメンの選手に負けじとヒットでつなぎ、攻撃の時間が終わらなかった。
ヒットを打たれるも要所を締める安定の投球
山﨑投手は3、4、5回と二死から連打を浴びても、要所を締めるピッチングで得点を与えなかった。マリーンズはヒットでランナーは出るがあと1本が出ない苦しい展開だった。
5回裏からはキャッチャーの田宮選手に代わって伏見選手がマスクをかぶった。勝っていて、ヒットも出ている捕手を途中で変えるのは珍しい采配。
しかし、さちとらバッテリーの相性もあってか、テンポの良さは勢いを増した。6回裏に岡大海選手にホームランで1点を取られるが、スルスルとアウトカウントを重ねた。
万波選手の復活!17安打13得点で5連勝!
8回表も先頭の万波選手が3塁打で出塁すると、マルティネス選手の遊ゴロの間に1点追加。
9回表も先頭の清宮選手が2塁打で出塁し猛打賞。1死三塁となり、伏見選手のヒットで13点目。
今日のファイターズは3回と7回以外で先頭バッターが出塁した。(内長打が4回)先頭の出塁をすべて得点へ結び付けた集中力は素晴らしかった。調子の上がらなかった万波選手、野村選手、清宮選手にも復調の兆しが見えたことは大きい。
マリーンズ先発の石川投手は変化球でストライクが取れず、バッティングカウントでストレートを思い切り振りぬかれた。序盤で試合が決まってしまう展開だった。
ファイターズはイーグルス戦で3連勝マリーンズに2連勝で5連勝。下位チームには負けられない中でしっかりと強さを見せた。明日は移動日で週末からエスコンでバファローズとの3連戦に挑む。
この勢いをどこまで継続できるのか。暑い夏を迎えるファイターズの戦いから目を離せない。
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