先発は細野投手 前夜の流れでカード勝ち越しを狙う
ファイターズの先発は細野投手前回6月14日カープ戦で先発し、6回無失点でプロ初勝利を挙げた。ファームでの登板を挟み、万全で2勝目を狙う。対するイーグルス瀧中投手は今季対ファイターズ戦2戦を投げて1勝1敗という成績。連敗中のチームを救う投球ができるか。
エスコンフィールドのルーフオープンデーとなり、北海道にもかかわらず30度に達する気温となっていたが、ピッチングにどう影響するか。
打線は今季初めてKMJ(清宮、野村、万波)の3人揃ってのお休みとなった。
序盤から塁をにぎわすファイターズ打線 先制は五十幡選手!
滝中投手を立ち上がりからファイターズ打線が襲う。1回裏は3つの三振を奪うも24球を要した。
2回裏レイエス選手、水野選手2本のヒットの後、送りバント失敗で2アウトになるが、9番五十幡選手が外角高めのツーシームを三遊間へ転がしタイムリーヒット。今日もファイターズが先制に成功した。
続く3回裏先頭の田宮選手が出塁し、無死一塁の場面で、郡司選手の弱い二ゴロを早々に併殺を諦めて一塁へ。ランナーが2塁に残り、2死まで行くもレイエス選手にタイムリーを浴び追加点。
イーグルスは4回表に4番ボイト選手四球の後、伊藤裕季也選手にライト線上に落ちるツーベースを浴び、1死二三塁からレフトへ犠牲フライを打たれ、1点を返される。
3発快勝!打線爆発!止まらないファイターズ打線
4回裏、既に70球を超えた瀧中投手をファイターズ打線が襲う。先頭の五十幡選手が右中間を破る2塁打を放ち、続く水谷選手は前の2打席ややタイミングを外していたように見えた。1-2と追い込まれた後、外角のスライダーをチョコンと当てたような打球。これが意外に伸びて2試合連続のホームラン。3番の郡司選手もフルカウントから真ん中に入ってきたスライダーをレフトスタンドへホームラン。5-1と突き放した。
勝利ムード漂う中でも攻撃の手を緩めない。渡辺投手に代わった6回表も水谷選手、田宮選手のヒットから、マルティネス選手の犠牲フライで1点、続くレイエス選手に浮いたパームを仕留められ、15号ホームラン。水野選手、矢沢選手にも連続ヒットで1点を取った。
イーグルスは細かい守備のミスが目立った。先述の二ゴロもそうだが、6回無死1塁から田宮選手の打席でサード後方のファールフライをサード村林選手が落球。直後エンドランが決まってしまう。続く1死1,3塁でマルティネス選手が放った左中間の打球もセンター辰己選手ではなく、レフトのゴンザレス選手が捕球し、本塁へ送球もセーフ、犠牲フライとなった。送球に自信のある辰己選手だったら、、、と思った人も少なくないはず。
先発細野投手6回まで好投も7回は四球3つで悔しい降板
細野投手は序盤から決めに行ったストレートが抜ける場面が目立ったが、適度な荒れ具合で的を絞らせないピッチングで6回まで1失点も被安打は2、四球は3つとイーグルス打線を抑えていた。
今季最長の7回表のマウンドへ上がる。三振で1アウトを取ったあと、ストライクが入らない。3者連続で四球を与えて悔しい降板となった。6回裏2死からベンチ前で7回に備えていたが、攻撃が終わらずアップが長くなってしまったことも原因の一つか。
ベンチに帰った細野は新庄監督と言葉を交わして悔しい表情を見せていた。
ホームに帰って2連勝!!明日も勝って週間5割へ戻せるか
8回裏、レイエス選手、水野選手が4安打目、矢沢選手が3安打目と3本のヒットで3点を取った。
9回は上原投手が締めて、18安打12得点と打線大爆発で快勝した。イーグルスは2安打と投打ともに精彩を欠いた。
今日のヒーローは悔しさが残る細野投手と連日の登壇となった水谷選手。今日のお立ち台でも昨日に続いて「1、2、3、ジェッシー!!」でインタビューを締めた。
明日も勝利し、ソフトバンク戦の3連敗を取り返せるか。先発は中6日で達投手。前回の完投勝利、今季6戦5勝の流れに乗ったピッチングを期待している。
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