3タテは避けたいファイターズの先発は金村尚真投手
ファイターズの先発は金村投手。6月の交流戦3試合はいずれもデーゲームでいい投球を見せられず。久しぶりのナイターで5月以来の勝利を収めたい。
ソフトバンク先発は松本晴投手。ファイターズは初回2本のヒットからチャンスを作るも野村選手、万波選手が倒れて無得点。昨日に引き続き初回からの攻撃を見せたが、今日は点が入らず。
2回裏、甘く入ったスプリットを昨日サヨナラ打を放った山川選手がホームラン。勢いそのままにホークスが先制した。
田宮選手の積極的な走塁がミスを誘い同点!
今年のファイターズは取られてもすぐに取り返す。
3回表田宮選手が今日2本目のヒットで出塁すると、野村選手のレフトへのヒットで3塁を狙う。柳町選手の送球が走者に当たり、ベンチ前に転がる間に同点のホームを踏んだ。
しかしここから松本晴投手は高めのストレート、外角に決まるチェンジアップ、膝元に食い込むカットボールで三振の山を築く。3回4回5回は球数を要しながらも、すべてのアウトを三振で取った。
金村投手は同点に追いついてもらったが、ピリッとしない。
4回に2死1塁から第一打席でプロ初ヒットを放った山本選手に2本目のヒットでつながれる。続く川瀬選手には3ボール先行し、四球。満塁となり打者は海野選手。アウトコースのカットボール2球で追い込んだが、スプリットが2球いい高さに決まらず明らかなボールに。3-2にしたくない思いからか、ストレートが甘くなり、センターへはじき返されて、2点タイムリーとなる。
バットに当たらない。。。17三振のファイターズ打線
追いつきたいファイターズ打線は、所々でヒットはでるものの、ストライクゾーンにどんどん投げ込んでくる松本晴投手の勢いに圧倒された。ストライク先行で追い込まれ、高めのストレートとアウトコースのチェンジアップで右バッターは手も足も出なかった。
金村投手は4回被安打7自責点3で降板。中継ぎ陣に後を託したが、6回3番手で登板した生田目投手は山川選手に今日2本目となる一発を浴びた。
その後もファイターズ打線は松本晴投手には14個、松本裕投手には1個、杉山投手に2個と計17個の三振を奪われて完敗だった。
3連敗で首位陥落も下を向かないファイターズ
6月以降の金村投手はボールが先行したり、ストライク先行しても、きわどいところに投げ切れず、カウントを整えられた後の決め球が甘くなり、痛打されている印象が多かった。暑さの影響か疲れの影響か。しかし後半戦を戦っていくには金村投手の復活が絶対に必要になる。
完敗ではあったがマイナスな場面だけではない。田宮選手、清宮選手はマルチヒットを記録し、レイエス選手も9回に1本ヒットを放った。4番の野村選手、5番の万波選手はこの3連戦チャンスでことごとく打てず、ずっと悔しい表情を見せていた。
この3連戦は昨年の強いホークスを見せつけられたが、まだまだシーズンは折り返したばかり。
エスコンでやり返そう。パリーグが面白くなってきた。
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