(7月)ファイターズの成績 各選手成績と感想

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6月29日からの試合をまとめ始めて早くも1か月が経ちました!より深くファイターズの試合を見ることが出来て毎日が楽しいです!記事を見ていただいた方々ありがとうございます。一緒に楽しんでいただけると嬉しいです!!

チーム成績 7月)月間成績14勝8敗でリーグ2位!

強かったホークス!やはり王者の壁は厚い...

7月に喫した8敗の内訳はソフトバンクに5敗、オリックスに1敗、西武に1敗、ロッテに1敗。7月のソフトバンクにはどうやって勝つんや!ってくらい強かった。。。

打線は役者が揃うと手が付けられないなあと。周東選手が塁に出ると得点につながるし、山川選手には痛い場面でホームラン、サヨナラヒットを食らって参りましたみたいな。

簡単にアウトになる打者が非常に少なく、追い込んでもファールで粘る。打者有利のカウントではしっかりと振り切る。得点圏の集中力も高い。先発も大崩れせず試合を作って、失点しても最小に抑える。強いチームの戦い方を見せられました。

ソフトバンクは17勝5敗1分で圧巻の数字。(楽天はどうやって2勝したんや。。。)

完封負けは2試合のみ!平均得点4.7と打線は好調!

完封負けを喫したのは2試合。7月1日ソフトバンク戦有原投手に完封負け、7月11日オリックス戦曽谷投手に8回無失点でやられた試合。

一方2桁得点以上の試合も3試合あり、序盤の2~3点差なら、まあはじき返せるかなーと思いながら試合を見ることも多いですね。平均得点も4.7。一発のある選手も多いので、終盤でも一発逆転を狙える打線というのは相手にとってはメンドくさい打線だと思います。

ホームランは正義!!

投手成績 完投王国に陰り 7月は完投勝利が2つ 完投敗戦が2つ

6月まであれだけリリーフの出番を奪っていた先発陣は7月かなり苦しんでました。

7月頭のソフトバンク戦で2試合は完投負け。3戦目に登板した金村は2軍に落ちて再調整。エース伊藤大海も球数が多くなり、完投は0。ローテで回っていたメンバーは軒並み防御率3点台。余裕をもって回してきた先発陣ですけど、夏場で各チーム打線の調子も上がってきて、簡単にアウトになってくれなくなってきたってことですかね。

苦しむ先発陣の中で、細野、福島はローテの合間でしっかりと勝ち投手となり、バーヘイゲンは柴田の後を受けて好投を見せてくれました!

北山 亘基 4試合 1勝1敗 7月防御率3.33 

  • 7/1  vs ソフトバンク 8回   1失点 負け
  • 7/8  vs ロッテ    5.2回 4失点 勝ち負けなし
  • 7/16 vs 西武     6回   1失点 勝ち
  • 7/30 vs ソフトバンク 7.1回 4失点 勝ち負けなし

7月はフル回転の4登板。現在の先発陣の中では最も安定感のある投球。1イニングに集中打で得点を奪われてしまう場面も。

伊藤 大海 4試合 2勝1敗 7月防御率4.32

  • 7/4 vs 楽天     5回   1失点 勝ち
  • 7/11 vs オリックス  6回   6失点 負け
  • 7/19 vs 楽天     7回   2失点 勝ち
  • 7/27 vs ロッテ    7回   3失点 勝ち負けなし

6月までは当たり前のように8回、9回投げ切っていたが、7月は打者に粘られることが多く、球数が増えてしまっていた。チーム唯一で4月から抹消なくローテを守る。

加藤 貴之 3試合 2勝1敗 7月防御率3.10

  • 7/2 vs ソフトバンク 8.1回 2失点 負け
  • 7/12 vs オリックス  5回   3失点 勝ち
  • 7/20 vs 楽天     7回   2失点 勝ち

7月頭に完封直前でのサヨナラを浴びて負け投手。7月頭登録抹消を挟んで、20日の登板後も抹消。テンポいいピッチングで、四球少なく全体的に試合をしっかり作る。

達 孝太  3試合 1勝1敗 7月防御率5.21

  • 7/6 vs 楽天     5回 5失点 勝ち負けなし
  • 7/14 vs 西武     9回 1失点 勝ち
  • 7/31 vs ソフトバンク 5回 5失点 負け

ソフトバンク戦の負けでデビューからの連勝記録は止まった。これまで大きく崩れることがなかったが簡単にアウトになってくれないソフトバンク打線に翻弄されてしまった。しかしこの敗戦を糧に一回り大きくなっていくことは間違いないでしょう!!

先発の詳細成績はこちら→ 7月投手成績(先発)

リリーフの躍動! 新勝利の方程式 田中正義 ー 柳川大晟 

先発陣の不調と対比すると、リリーフ陣の活躍が目立った7月だった。この7月に許した失点はわずかに5点。負けがついたのはロッテ戦の1戦のみ。

リリーフ防御率は0点台と圧巻の数字!

新方程式の8回田中正義、9回柳川大晟がきっちりとはまっていて、その前のイニングは勝ちパターンで右の玉井、左の上原。ビハインドでは齋藤友貴哉、山本拓実とそれぞれがそれぞれで結果を出してしるように思いますね!

玉井 大翔 8試合 2勝2H 7月防御率0.00

7月は勝ちパターンの一人として、無失点の大活躍。与四球0被安打4と抜群の安定感!

上原 健太 8試合 1勝3H 7月防御率0.00

こちらも7月勝ちパターンの一人。左のリリーフエースとして、2軍調整中の河野の代わりを務め、なんと玉井と同じく無失点で大活躍!

田中 正義 8試合 4H   7月防御率1.13

7月27日のロッテ戦で唯一の失点も、他の試合では好投!ストライクゾーンで勝負でき、空振りを取れるあのストレートはやはり凄い武器。8回の方が安心して腕を振っているイメージもありますね!

柳川 大晟 8試合 2H5S 7月防御率0.00

7月は抑えとして大活躍!ストライクゾーンでどんどん勝負を仕掛けて、与四死球3、被安打2、無失点の好投。7月19~21日の楽天戦はすべてセーブシチュエーションで3連投も見せて、見事シャットアウト。非常に頼もしい存在ですね。

リリーフの詳細成績はこちら→ 7月投手成績(リリーフ)

平均得点4.7と破壊力抜群の打線を引っ張るのは・・・

7月のファイターズ打線の爆発力は凄まじかった。やはり打線を引っ張ったのは清宮とレイエス。昨年の夏以降を引っ張った二人が後半戦も主役になってくれることを期待!

いままでの新庄政権で固定できていなかった二遊間が、この7月から石井と水野の二遊間でほぼ固定されています。これは石井の打席内容が素晴らしく、水野も3割超えで好調。守りも安定したこの二人が調子を落とさずに走り切ってくれたら、優勝へさらに近づけるはず!!

水谷、郡司もスタメンで出ない日もある中で、常に好調をキープしていて打線を支えてくれていました!

個人的に考える優勝へのピースは万波、野村の二人7月は苦しみ、スタメンを外れる機会が多かった。二人の復調がチームのさらなる起爆剤になることを願っています。

レイエス 21試合 .324 6本 19打点 OPS1.006

本塁打、打点の二冠を走る優しき大男レイエスは、7月も大暴れ。6本塁打、19打点で月間MVPも狙える活躍!7月後半はチャンスの場面で勝負を避けられて、ボール球しか来ない!みたいなことも多くなってきたが、集中力を切らさずに、活躍を続けた。

石井 一成 21試合 .342 0本 8打点 OPS0.839

7月大暴れ男の2人目。ピングリフィーJrと名付けられた、打撃スタイルをものにしたのか、ライト前ヒットを量産していた。7月の後半は長打も増えて、長打率もチーム4位。守備でも安定した活躍を見せて、22試合中20試合でスタメン起用。よほど調子を落とさない限りはセカンドは固定か。

清宮 幸太郎 20試合 .305 3本 15打点 OPS0.845

夏男の本番到来!7月4回ヒーローインタビューを受けたスター選手(オールスター合わせて5回)。勝利打点に絡む活躍が多いのが清宮幸太郎という男!ホームランが少なく、まだまだ調子はここからだと思うので、8月の活躍に注目したい。

水谷 瞬 19試合 .278 5本 11打点 OPS0.857

レイエスに次ぐOPSで、打線の起爆剤となる活躍を見せてくれた。昨年届かなかった2桁本塁打まで乗せて、長打も期待できる1番バッターとして、8月以降はスタメンの機会がさらに増えてくるだろう。

郡司裕也 17試合 .345 1本 4打点 OPS0.837

チームで打率1位、出塁率2位という活躍を見せた。7月は主にファースト。サブでキャッチャー、サード、外野(なぜかセンターも)をこなしながらも、ヒットを量産。長打こそが少なかったが、四球とヒットでチームの攻撃の潤滑油として活躍を見せた。

万波中正 20試合 .233 3本 7打点 OPS0.800

7月調子が上がらなかった一人が万波。ホームラン3本は放ったが、三振を量産(22試合で26三振)。特に見逃し三振、低めの変化球の空振り三振が多く、打席中の迷いが多く見えてしまった。ただ、追い込まれる前の打席での威圧感は凄まじい。優勝のためには復調してもらうしかない。

野村祐樹 15試合 .174 0本 4打点 OPS0.414

郡司、清宮が好調だっただけにスタメンの機会が少なかった。7月に放った安打はすべて単打で、長所である長打力がアピールできなかった。春先のバッティングを取り戻せば、さらにチームの得点力が上がることは間違いない。万波と同じく打席の中での迷いが垣間見える。調子を上げてKJMの3人で優勝に導いてほしい。

打者の詳細成績はこちら→ 7月打撃成績

勝負の夏!後半戦はここから!

ソフトバンクとの7月最後の3連戦、特に30日、31日の試合は緊張感のある面白い試合でした!この先もこういった試合が見れることが本当に楽しみです。

そのためには今絶好調のソフトバンクに何とか食らいついていきたいですね。

9月は3連戦がなく、単発で3試合しかないので、他のチームとの勝敗も重要になってくるでしょう。最終戦の9月30日に勝った方が優勝!みたいな展開を期待しています!

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